入院4日目(術後3日目)
昨日の吐き気が嘘のように、すっきり!
食欲は全快とはいかないまでも、少しずつ、食べられるようになっていきました。
日中
先生からは、ベットサイドにいらっしゃる度に「出来るだけ動いてね~」と言われていたので、さすがに、身体を動かすよう、自分でも意識。
動作はゆっくりながら、シャワーを浴びたり、売店に行ったり、本を読んだり…自由に過ごしました。
痛くて痛くて…ということは無かったものの、最初はおっかなびっくりで歩行はやや前屈み気味。売店に行くにも、初日に比べると3倍くらい時間を要しました。ただ、回数重ねる内に、身体が慣れてくることを実感し、何だか嬉しい(初めての感覚)
午後には、友人や職場の同僚が顔を出してくれました。
笑うとちょっとお腹が痛んだものの、薬を飲む程でもなく経過。
夕方、主治医の先生の診察
内診後、手術中の腹腔内の写真、摘出したものの写真を見せてもらいながら、手術の説明。
手術で お腹を覗いてみたら、なんと、卵巣が既に一回転済み! 幸いにも血流が滞らなかったため、恐らく激痛には至らず、卵巣も残すことが出来たと聞いて、ホッとひと息。本日、エコーで見る限りでは、ほぼ元のサイズに戻ってきているとのこと。
処置後の卵巣は癒着防止のシートが貼られていました。
嚢腫の中身は、髪の毛、脂肪、歯… 中でも脂肪が結構硬く、お腹の1センチの傷から外に取り出すために細かく刻むのが大変で、それだけで1時間要したらしい。
摘出された髪の毛は、まさに排水溝に溜まった髪の毛。お腹の中で細胞がこんな変化を遂げていたとは…
人間の身体って、凄い。
内診の結果、傷の状態も問題ないため、状態が変わらないようなら、「明後日、退院していいよ」と、当初の予定より1日早い退院許可がおりた。