koedax’s blog

2015年 卵巣嚢腫 腹腔鏡手術で摘出!

入院3日目(手術翌日)

起床後

ふっと目が覚めた時には外がまだ暗く。「早く朝にならないかな…」と思いながら気づいたら入眠。次に目が覚めた時には、すでに朝日がのぼり外は明るく、なんだか嬉しかった記憶。

 

朝、最初に来た看護師さんが、採血しながら「枕使いますか?」と声を掛けて下さり、枕を置いてくれた。 枕が無かったことにも気づいていなかったが…置いてもらうと、かなり楽。

 

それからしばらくして、酸素が外れ、飲水可に。「水飲みますか?」と声をかけて下さるも、すぐに「水を飲みたい」気分ではなかったため、とりあえず歯磨き。ついでに暖かいタオルで顔も拭かせてくれた。

 

 あまり身を起こせないので、すべての作業は、ベット上で看護師さんに手伝ってもらいながらでしたが、私自身、あれこれ「やってもらうこと」に慣れておらず…点滴していない方の腕は自由に動くので、歯磨き、顔ふき、自分で出来ることは自分で努力。

 

その後も、積極的な水分摂取を勧められるたが、吐き気でほとんど摂取できず…

 

今思えば、この時が、入院期間中で一番辛かった。

 

昼頃

吐き気が少し落ち着いたところで、まずはベットから病室の入口まで歩行。距離にして4M程度。

問題なければ、そのまま病室内のトイレまで数歩移動。それができれば、尿管が抜け、パジャマに着替えられるはずだったのですが…

入口まで歩いたところで、再び吐き気。

ほんの数歩先にあるトイレ経由をできず、ベットに戻ることに。

 

「気分悪くて転倒でもしたら、本末転倒なので、もうしばらく様子を見ましょう」ということで、再び、そのままベット上安静に。

 

その間に、昨日から続いていた点滴が終了。

本来はそこで抜針するらしいのですが、私は吐き気が強くて飲水も進まなかったため、念のため、針は留置したまま、薬液袋とルートのみ外してくれた。

 

1時間後、再び看護師さんが声をかけて下さり、歩行練習。

早く尿管を抜いてフットポンプを外したい…その一心で、頑張って歩行(看護師さん見守り)。なんとか達成でき、めでたく尿管とフットポンプが外せた。

 

尿管抜く際には、「痛いのかしら」と不安だったものの、抜ける瞬間に一瞬、チクッとした痛みがある程度。

 

尿管が抜けた後、暖かいタオルをもらって体ふき。自分のパジャマに着替え。パジャマに着替えただけなのに、ものすごく、体が自由になったような、開放的な気分。

 

昼食

程なくして昼食が運ばれてくるも、吐き気強く一口も口にできず。

 見かねて、吐き気止め注射を打たれたものの、その刺激で、胃液を嘔吐。

結局、一口も手をつけることなく下膳してもらった。

 

食事が摂れていないことを心配して、先生がベットサイドに来て下さる。

「無理しなくても良いけど、なるべく動いていこうね~」とにっこり。

その笑顔に勇気づけられました。

でも内心、(この状況で)どうやって動いたら良いだろう…考えてしまった。

 

午後

その後、時間の経過と共に、吐き気が少しずつ落ち着く。

「頑張って、できるだけ動いていきましょうね~」と看護師さんからも励まされ、ベットサイドに座ってみたり、何となく自分のベットの柵をつかまりながら、ベット周りを半周(1~2M)歩いて回ってみたり…とりあえずの努力。努力。


ベット周りのカーテンが閉められた状態だったので、周りからしたら、中でガサゴソ…何してるんだろうと思われたかもしれません。

 

気持ちがスッキリしきれないのと、昨日のPMからほぼ1日、寝たきりだったためか、頭が重く、ボーッと。ふっと携帯を見ると、メールが何通か届いていたのが分かったが、とても読む気にも、返信する気にならない、そんな感じでした。

 

起きることに慣れてきたろことで、疲れて、横になってみようと思うと、今度は、身体を横にしようとした同時に、内蔵が大移動するようなゴロゴロゴロゴロというなんとも言えない不思議な感じと、胸部〜肩にかけて激痛。

 

胸部~肩への痛みについては、事前に説明は受けていたものの、結構痛かった…でも、吐き気に比べればなんのその。全然、我慢できる範囲でした。

 

夕食

夕食が運ばれてくる。

全く食欲はなかったが、吐き気止注射を打たれるのも嫌で、頑張って数口。

食べているところに先生、再登場。

「さっきより顔色良くなったんじゃない?   無理しなくても良いからね。でも、何とか大丈夫そうだね。明日はもっと良くなってるからね」とニッコリ。

 

本当にいい先生。その笑顔に元気づけられました!

 

21時消灯

 術後1日終わった… 明日、もっと良くなっていることを願って就寝。